日本古代史一人旅

必要なのは 結論ありきのストーリーではなく 史料に基づいたヒストリー

カテゴリ: 中国正史

 中国正史を通して整合する歴史を構築しようとする研究者を今まで見たことがない、と私はずっと言ってきました。ところが最近、『隋書』『旧唐書』『新唐書』を挙げて説明するYouTube Channelが目に付くようになりました。そこではどのような見方がされているのか、見てみた ...

 中国正史で日本列島の代表国に関する記述があるのは、日本国が出現する『旧唐書』までで11史書あり、次の『新唐書』を含めると12史書あります。その後はすべて日本国として記録されていき、倭国と日本国の関係の歴史を考えるにはこれら12の正史が必要になります。た ...

 『漢書』から『新唐書』まで、倭・日本について記録のある中国正史を原文で掲載してきましたが、『旧唐書』までの連続した時代の整合性を辿ることにより、倭国は、少なくとも阿毎多利思北孤の時代までは確実に九州にあったことがわかります。 歴史は事件と時間の集合とそ ...

 『旧唐書』には唐末の戦乱の影響で武宗以後の皇帝の実録に欠落があるとして、宋代になってその欠落を補うべく編纂されたのが『新唐書』です。このことは日本列島の歴史にはまったく関係ないのですが、日本列島の歴史もついでに書き換えられている、というのが「みそ」で、 ...

 『旧唐書』に至り、「日本」という国が初めて登場します。倭国伝と日本国伝が別々に記載されているのですが、「倭国=日本国」で日本は倭が改名したもの、という説が今も大手(おおで)を振って歩いています。 倭国記事では、倭国は『隋書』までの中国正史によっていて、 ...

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