『旧唐書』に至り、「日本」という国が初めて登場します。倭国伝と日本国伝が別々に記載されているのですが、「倭国=日本国」で日本は倭が改名したもの、という説が今も大手(おおで)を振って歩いています。 倭国記事では、倭国は『隋書』までの中国正史によっていて、 ...
カテゴリ: 旧唐書
時系列で見た『旧唐書』『新唐書』が記す倭国と日本国の関係
次の図は、『旧唐書』『新唐書』からわかった倭国と小国の日本、そして近畿倭国である日本国の関係を、時系列で図式化したものです。 57年は倭奴国が漢の光武帝より印綬を賜った年です。倭が小国の日本を併合した時期を250年頃としたのは、神武東征を想定したもので ...
『旧唐書』日本国 倭国併合より日本改名が先
Dでは結論として、近畿倭国が日本と改名した後、九州倭国を併合したとしているが、その日本国の成立過程について、もう少し詳しくみてみよう。 『旧唐書』倭国日本伝の倭国記事の中に、次のような記事がある。二十二年に至り、また新羅に附し表を奉じて、以て起居を通ず ...
『旧唐書』日本国 二つの倭国2
この日本と改名した倭(読み方は「やまと」)国は、中国側からすれば本来の倭国ではないが、列島内ではもう一つの倭国として周知の存在だったはずである。倭国には、中国から正式に認められた九州の倭国(九州倭国)とそうではない近畿大和を中心とした倭国(近畿倭国)の ...
『旧唐書』日本国 二つの倭国
ここで考えなければならないことがある。それは、ABCは日本国の使者が言ったことだということである(「あるいはいう」「中国焉れを疑う」が示している)。つまり、同じ日本国の使者が、日本国は倭国とは別国だ、日本が倭国を併合した、と言っておきながら、一方で、日 ...


