The Myth of Yamato tri
 

 
先月末、『日本書紀10の秘密』の英訳版の紙の本が送られてきました。拙著の英訳版の話があった時、"古代史では無理"と断ったのですが、考えが凝り固まった日本人相手よりいいかも、と考え直し、チャレンジしてみることにしました。ここまで来るのに二年近くかかっている(実質、本格的な校正は直近の半年くらい)のでうれしいはずなのですが、最後の校正から何の連絡もないままの出版だったので、少し?な気分になっていますが・・・。

 英訳版については、先に『倭と山東・倭・日本』に話があったのですが、『日本書紀10の秘密』のほうは"日本史書と朝鮮史書・中国史書比較"の表は除いたので、ページ数が約150ページとなり、約300ページの『倭と山東・倭・日本』より少なく、校正の時間などから『日本書紀10の秘密』が先に出版できてしまったということなのですが、このことについては校正時から、再三、先に『倭と山東・倭・日本』を読まないと『日本書紀10の秘密』は理解できないから、『倭と山東・倭・日本』が先か二冊同時に出版するように言っていたのですが、まったく無視されてしまったようです。『倭と山東・倭・日本』は最終校正の時期からして今月中には出版されるとは思いますが、これも、?な気分なのです。

 『日本書紀10の秘密』の英訳版が届いてから、一応確認のため、恐る恐る読み始めました。ありました。校正の見落としが。自分の見落としが数か所、出版社の校正箇所見落としが数か所(校正は二冊とも4回校正しているのですが)。私の見落としは私の責任ですが、私が訂正している箇所を直していないというのは腹立たしくなってしまいました。
 二冊合計約450ページの英訳を私一人(出版社は一人一冊)で約半年間で同時進行的に校正していくという過酷な作業で2025年~2026年は年末年始もなく英語漬けでした。学生時代は英語が好きで成績もまあまあだったのですが、あれから◯十年英語から遠ざかり、さすがに今はきつい・・・。でもスマホが助けてくれました。
 "AIによる英訳なので安心です" というフレーズを信用して英訳版に乗ったら、AIがめちゃくちゃ。一つの同じ語句の訳がその時々でまったく違ったりして、それを統一するのに四苦八苦。それでも訂正しきれていないものがいくつも。少しがっかりだったけれど、意味が通らないわけではない、と自分を慰めるしかなく・・・。

 読者には私の見方を正しく理解してもらいたいので、どれだけの人に読んでもらえるかは別として、また、このブログにどれだけの人がたどり着くかは別として、英訳版の語句等の訂正を近日中にホームページに掲載する予定です。英訳文校正中に、日本語の『日本書紀10の秘密』の電子書籍の語句に間違いが見つかったので、そちらの訂正もホームページに掲載しました。
 
※ 英訳版の訂正は本日掲載しました。
※ The Myth of Yamato の表紙を追加掲載しました。2026.07.17